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GWに姫路城に行ってきました!混雑状況と城内の見どころを解説

ひとり旅
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ゴールデンウィーク(GW)に、兵庫県にある「姫路城」に行ってきました(2024年5月5日)。

姫路城は世界文化遺産ということもあり、GWには多くの観光客が訪れます。

この記事では、筆者がGWに姫路城を訪れたときの混雑状況や見学時間、姫路城内の見どころについてご紹介しています。

姫路城の見どころとGWの混雑状況をご紹介!
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姫路城の基本情報

名称姫路城(別名:白鷺城)
場所兵庫県姫路市
築城年代1580年、1601年
築城者羽柴(豊臣)秀吉、池田輝政
天守の状況・形態望楼型 木造(現存)
その他情報世界文化遺産(1993年に登録)
入城料:大人1,000円、小人300円
開城時間:9時~17時(入城は16時まで)

姫路城へのアクセスは、JR姫路駅から徒歩20分です。

JR姫路駅から姫路城までは一本道で、姫路駅から大天守が見えるので迷う心配はありません。

姫路城の大天守6階から撮影した写真

姫路城の見どころ

姫路城には、実用性とデザイン性を兼ね備えた美しい仕掛けがたくさん設置されています。

今回は、姫路城の10の見どころをご紹介します。

  • 菱の門
  • 家紋が描かれた瓦
  • 狭間
  • 油壁と石落し
  • 大天守の中
  • 鯱(しゃちほこ)
  • 大天守
  • 姫路城の石垣
  • 西の丸長局(百間廊下)
  • お菊井戸

それぞれの場所について、以下で解説していきます。

菱の門

「菱の門」は、姫路城内で最も大きな櫓門やぐらもん(扉の上に櫓を設けた門)です。

左側の柱には「国寳姫路城」と書かれた看板がかけられており、この看板の真上に「菱」の紋が彫り込まれていることが名前の由来となったそうです。

菱の門

家紋が描かれた瓦

姫路城の瓦には、いろいろな種類の家紋が描かれています。

これは、当時の城主がその建物をつくった際に自分の家紋をつけたためです。現存するものでは、8種類の家紋があるそうです。

いろんな種類の家紋が描かれた瓦

下の蝶の家紋は、池田氏の揚羽蝶紋あげはちょうもんです。

蝶の家紋が描かれた瓦

この蝶のデザインにもいくつかの種類があるので、実物を見て違いを探してみてください。

狭間

狭間さまとは、鉄砲や弓矢を打つために壁に開けられた穴のことです。

三角形や正方形、円形の狭間は鉄砲用で、縦長の長方形のものは弓・矢用です。

西の丸櫓の狭間には、外側に漆喰を塗った木のフタが取り付けられています(下の写真は内側から撮影したもの)。

西の丸櫓の狭間(内側)

油壁と石落し

下の写真の右側に映っているのが油壁あぶらかべです。

豊臣秀吉時代のものとされる珍しい土塀ですが、姫路城内でなぜこの場所だけにこれほど堅固な土塀が残っているのかは不明だそうです。

石落しは、大天守1階の隅に取り付けられた下向きに空いた細い穴のことです。

この穴から石を落として、敵が石垣から登ってくるのを防ぐ役割があります。

大天守の中

姫路城の大天守の中は土足厳禁のため、見学するときは靴を脱いで、支給されるポリ袋に入れて持ち歩きます。

この日はGWということもあり、多くの人が見学に来ていました。

天井を見てみると、太い木の柱が縦横に横たわっていました。これだけでも十分に迫力があります。

城の天井

大天守の東西には2本の大柱があり、それぞれ地下1階から5階まで貫通しています。これらの長さは24.6mもあるそうです。

5階で西大柱、東大柱の最頂部が見ることができます。

東大柱

6階には、下の写真のような星形の埋木うめきがあります(手前にはナス型の埋木が見られます)。

星型の埋木(手前の埋木はナス型)

これは、木材のふし(木の幹に取り込まれた枝の跡)をくり抜いて、別の木材を埋め込んだ箇所です。

姫路城には星型やナス型の他にも、ひょうたん型や涙型などの埋木もあるので、ぜひ探してみてください。

鯱(しゃちほこ)

下の写真は、大天守最上層の両端につけられている鯱(しゃちほこ)ではなく、大天守6階の窓から撮影したものです。

大天守6階から撮影した鯱(しゃちほこ)

一般的に、最上部の両端につけられる鯱(しゃちほこ)は、狛犬の「阿吽あうん」のように、口を開けている「阿」の雄と、口を閉じている「吽」の雌で一対になっています。

しかし、姫路城の鯱は両方が雌となっています。これは、現存する姫路城最古の鯱瓦が1種類しかなく、それを基に鯱を復元したため、全て同じ形になってしまったそうです。

展示されている歴代の鯱

姫路城の大天守の鯱は、昭和の大修理、平成の修理の際に新しいものと取り換えられています。

歴代の鯱は、上の写真のように城内に展示されています。

大天守

姫路城の大天守は、外から見ると5階建てのように見えます。

しかし、実際の内部の造りは地上6階・地下1階の7階建てとなっています(五重六階地下一階)。

備前丸から撮影した大天守

ちなみに、「備前丸」は大天守の南側に位置する広場のことで、昔はここに城主の居館が立てられていたそうです。

しかし、1882年の火事で焼失してしまったため、現在のような開けた場所となっています。

姫路城の石垣

姫路城の石垣の隅をよく見ると、直方体に加工された石が積まれています。

このような石の積み方は算木さんぎ積み」と呼ばれており、石垣の強度を高める役割があります。

大天守の石垣(算木積み)

曲線をなすように配置された石垣は、「扇の勾配」と呼ばれています。

上に行くほど傾斜が急になっており、これも敵に石垣を登らせない工夫の一つです。

姫路城の石垣を見ていると、上のような明らかに不自然に加工された石を見つけることがあります。

これは「転用石」と呼ばれるもので、元々は別の目的(石臼や墓石など)のために作られた石材が石垣に再利用されたものです。

上の積石は、元は石棺せっかんとして作られたものでしたが、このように石垣の一部として組み込まれています。

しかし、上の写真の石は本物の石棺ではありません。実物は中が空洞であり、強度の問題が生じることから、昭和の大修理の際に新しく加工した石材に置き換えられたそうです。

実物の石棺は、現在も姫路城内(お菊井戸の近く)に展示されています。

西の丸長局(百間廊下)

西の丸を囲むように築かれた長屋は百間廊下ひゃっけんろうかと呼ばれ、長さが約300mもあります。

建物の城外側に廊下があり、場内側に部屋が配置されています。

西の丸の百間廊下

城外からの攻撃を防ぐために格子窓や狭間が多く設置されているなど、姫路城の西側の「防御壁」としての役割を担っています。

お菊井戸

「お皿が1枚、2枚、、、9枚……。1枚足りない……」

というセリフで有名な怪談話を、皆さんも聞いたことがあるかと思います。

この井戸が、播州皿屋敷のお菊さんが投げ込まれたとされる「お菊井戸」です。

井戸の中を覗いてみると、意外と深いことが分かります。ここから落ちると……。

GWの姫路城の混雑状況

GWの姫路城は、いつもよりも大変混雑すると考えられます。

実際に「世界文化遺産・国宝 姫路城 便覧」の「年間混雑予想」では、GWの祝日は通常の平日と比べて「混雑する」とマークで示されています。

姫路城の通常の見学時間は、次のように説明されています。

Q4.見学時間はどれくらいですか?

A4.
・天守群見学:約1時間
・有料区域全域(天守群+西の丸)見学:約1時間30分~2時間

混雑時期は1時間程度の待ち時間が発生することがありますので、時間に余裕をもってお越しください。

よくあるご質問 | 世界文化遺産・国宝 姫路城 便覧

私が姫路城を訪れたのは、GWの祝日(こどもの日)である2024年5月5日(日)でした。

姫路城に入城したのは15時で、結果として以下の時間がかかりました。

  • 有料区域全体(大天守+西の丸)の見学:110分(1時間50分)
    • 大天守の見学時間:55分
    • 入城口から大天守入り口まで:25分
      (西の丸を含めると55分くらい)

私の場合は、GWの祝日でも通常の見学時間とあまり変わらない時間で見学することができました。

しかし、これは入城時刻が「15時」であったことが、GWであっても比較的短時間で見学できた理由の一つだと考えています。

こちらのサイトによると、GW中の姫路城は「昼前から昼過ぎが特に混雑する」とのことなので、15時はそのピークが過ぎた時刻だそうです。

ですので、GWの祝日に姫路城に行く場合は、通常の見学時間の「プラス1時間」を混雑による待ち時間と考えて計画を組むのが良さそうです。

ちなみに、当日の混雑状況はこちらの「来城状況」から確認できます。

筆者の姫路城の見学ルート

以下では、私が実際に見学したルートと時刻を示しています。どうぞご参考までに。

  • 14:50
    入城券を購入して、姫路城に入城

  • 15:00
    百間廊下(西の丸)に入る

    西の丸の百間廊下には観光客はあまりおらず、自分のペースで見学することができました。

    再現された着物を着る千姫像
  • 15:20
    百間廊下(西の丸)を出る
  • 15:25
    はの門

    このあたりから人が並んでいるのが見えてきました。

    はの門
  • 15:30
    にの門

    人の列に並びます。列はゆっくりと前に進んでいきました。

    にの門
  • 15:35
    油壁

  • 15:45
    大天守の中へ入る

    「はの門」から20分ほどで、大天守の中に入ることができました。

    大天守の中

    大天守の中は、上の写真のように観光客で埋め尽くされていました。

    前に並んでいたツアーガイドの方が「こんなに進むのに時間がかかるのは珍しい」と言っているのが聞こえました。

  • 16:15
    6階に到着

    大天守に入ってから最上階(6階)まで登るのに、30分ほどかかりました。

  • 16:40
    大天守の外へ出る

    6階を見学して1階まで降りて外に出るのに、20分ほどかかりました。

  • 17:00
    姫路城を出る

まとめ

今回は、姫路城の見どころ、そしてGWの混雑状況についてご紹介しました。

ちなみに、姫路城の御城印の販売場所については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

もし興味がありましたら、ぜひ覗いてみてください。

参考
城の楽しみ方 | 姫路城公式サイト
姫路城完全観光案内所
姫路城主の家紋・家系
大天守の“殿”不在の謎 しゃちほこは全て雌? 姫路城|鉄板記事|神戸新聞NEXT
・姫路城 公式パンフレット(姫路城管理事務所)

えのきつね
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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