2024年の夏は、8月12日、13日の2日間かけて帰省しました。
横浜駅で青春18きっぷを購入し、1日目は静岡県の掛川まで移動し、2日目は滋賀県の米原を経由して、地元まで帰りました。
1日目の夜は、天浜線(天竜浜名湖鉄道)に乗って西掛川駅に行き、その近くのネットカフェ「快活CLUB 掛川店」で一泊しました。
2日目はJR米原駅で途中下車して、駅の近くの「キッチン井筒屋」で「月見そば」をいただきました。
この記事は、青春18きっぷで地元まで帰る途中で、いろんな駅に「寄り道」して、そこでの体験や思ったことなどをつらつらと書いただけの「一人旅日記」です。
帰省の寄り道(2024夏)のルート
今回は、青春18きっぷで横浜駅から掛川駅を経由して、米原駅までJRで移動しました。
- 横浜~掛川(静岡):JR東海道本線
- 掛川~西掛川:天浜線(天竜浜名湖鉄道)
- 掛川~米原(滋賀):JR東海道本線
ちなみに、下のマップの青色の線は、今回のルートのイメージです。
今回の移動費は5,220円でした!
内訳は、青春18きっぷ2回分(4,820円)+天浜線往復(400円)です。
途中で、青春18きっぷが使えない「天浜線(天竜浜名湖鉄道)」に乗りましたが、鉄道感あふれる良い路線でした。
天浜線の路線図はこちらから確認できます。サイトが可愛いので、ぜひ覗いてみてください。
帰省の寄り道(2024夏)の旅日記
2024年8月12日。朝から出発しようと思っていたけど、昼寝したり、ブログの記事を書いたりしていたら、気づいたら夕方になっていた。
もともと2日間かけて帰省する予定だったので、特に問題はなかった。ゆっくり支度をして、戸締りをして家を後にする。
横浜駅には、18時に着いた。
意外と人が少ないなと思いながら、駅で青春18きっぷを購入した。
そこからJRの東海道本線をひたすら下っていく。
静岡県の掛川駅に着いたころには、22時をまわっていた。
体力的にも疲れていたので、駅の近くのネットカフェに泊まることにした。
ただ一つ問題なのが、掛川駅から一番近い快活CLUBが、徒歩で30分先にあることだった。
これはさすがにきつかったので、天浜線(天竜浜名湖鉄道)で西掛川駅まで行くことにした。
JR掛川駅から、天浜線の西掛川駅へ
天浜線の掛川駅は、JR掛川駅のすぐ隣にあった。夜だったこともあり、見つけるのに少し時間がかかった。
駅の中に入って、券売機で切符を購入する。
天浜線では、Suica等の交通系ICカードは使えない。また、支払いも現金のみなので、乗るときは注意が必要である(以下のサイトを参照)。
また、電車の本数が少ないので、乗るときはちゃんと時刻表を確認すること。
私は運良く、それが終電であることを知らないまま22:34発の電車に乗ることができた。
車内の雰囲気はこんな感じ。
掛川駅から西掛川駅までは4分で着く(片道200円)。
ワンマン列車なので、前の車掌さんに切符を渡してから電車を降りた。
思ったよりも田舎風の駅で驚きながらも、早く休みたいという思いで快活CLUBに移動した。
西掛川駅から「快活CLUB 掛川店」までは徒歩5分。途中でコンビニ(ファミマ、セブン)があるので、食料調達には困らなかった。
22時50分に「快活CLUB 掛川店」に到着。意外と空いていた。特にブースのフルフラット席には、ほとんど人がいなかった(鍵付完全個室も空いていたかも?)。
祝日の9時間パックで2,970円(=2,640円+330円)。ナイト8時間パック(2,000円+330円)があること失念しており、退出の会計時に後悔した。
朝の西掛川駅
夏の朝8時は、日差しが強い。
日陰に身を潜めながら、快活CLUBから西掛川駅まで移動する。
けっこう急な階段を登った先が西掛川駅のホームである。
階段自体の傾斜も気になるが、一段一段が横に傾いているので、身体のバランスを崩さないように登る必要がある。
ホームはこんな感じ。もちろん無人である。
とはいえ、ちゃんと座って休める場所があるので、そこは安心してほしい。
しかし、券売機は置かれていない。切符を購入せず、列車内の「整理券」をとって、降りる駅の駅員さんに現金で運賃を支払うシステムらしい。
夏の朝という雰囲気も相まって、こういったエモい写真も撮ることができた。
今回も運がよく、駅に着いて数分後に電車が来た(8時05分発)。
電車に乗り込んで、きちんと整理券を受け取る。
電車に乗り込んで数分後、掛川駅に着いた。整理券と運賃200円を駅員さんに渡し、駅の改札を出た。
昨日は暗くて分からなかったけど、天浜線の掛川駅はこんな姿だったのかぁ……とか考えながら、JR掛川駅に移動した。
JR米原駅のキッチン井筒屋
2024年8月13日。8時16分にJR掛川駅を発車した。
そこから3時間半かけて、滋賀県の米原まで移動する。
JR東海の米原駅には、11時47分に着いた。
米原駅は新幹線が通るほど大きな駅だけど、駅の近くにはほとんど何もない。
これは後から知ったのだけど、駅から2 kmほど離れたところに琵琶湖があったらしい。夏でなければ、今度また寄ってみたい。
駅構内で、このようなポスターを見かけた。米原駅には昼食を食べる目的で下車したので、「西口出てすぐ(徒歩1分)」というこの店に行くことにした。
しかし、西口を出てみても、それらしきお店は見当たらない。辺りを少し歩いてみても見つからない。
Googleマップで「汽車うどん・そば」と検索してもヒットしない。
太陽の日差しが照り付けるなか10分ほど歩いてみたけど、「汽車うどん・そば」を掲げるお店は見当たらなかった。
一度駅に戻ってみて、周りを見渡してみると、なんか気になる建物がある。
もしや……と思い、この建物まで歩いてみると、まさかのここが「汽車うどん・そば」のお店だった。
たしかに、西口を出てからの道順の説明が難しい位置にあるなと思いながらも、「地図を載せるとかして、駅からのアクセスを分かりやすくしてくれ!」と内心思った。まぁ、たどり着けたからいいんだけども。
キッチン井筒屋の月見そば(冷)を食べた
お店は「キッチン井筒屋」という名前だった(「汽車うどん・そば」じゃないんかい!笑)。
建物の中に入ると「いらっしゃいませ~」という声が聞こえてきた。
事務所みたいな部屋にいた方が声をかけてくれたみたいだが、明らかに料理屋っぽくない。入る場所を間違えたか……?
「『キッチン井筒屋』に行きたいんですけど……」
と、対応してくれたお姉さんに訊いてみると、
「ここです。先に注文をもらって、前払でお願いしています」
とのこと。そして、壁にかかったメニューを見せてくれた。
最初は「じゃあ、『梅・とろろ昆布そば』の冷たいので」とお願いしていた。
でもお姉さんが、「これ、『とろろ&昆布』じゃなくて『とろろ昆布』なんです。なので、冷たいのに合うかどうか……」と仰っていたので、「なるほど……」となった。
「月見の冷たいのとかは、温泉卵がついてきて美味しいですよ」と言ってくれたので、「じゃあ、月見うどんの冷たい方で」とお願いした。すると、
「あ、うどんにしちゃいます?」とお姉さん。
「温泉卵とそばって合わないかなと思いまして……」と私。
するとお姉さんが「意外と合いますよ!私は好きです」と言ってくれたので、「じゃあそれでお願いします」と『月見そば』をお願いすることにした。料金500円を現金で支払う。
「そこを右に曲がって、突き当り右が飲食スペースになっています」というお姉さんの案内に従って、飲食スペースに移動する。中は冷房が効いていて、快適に過ごすことができた。
数分後、注文していた『月見そば』が運ばれてきた。
そばの量は少なめに見えるが、食べてみると意外とこれで十分な量になっている。
お姉さんのアドバイス通り、そばと温泉卵の相性は良かった。冷たいそばが、火照った身体を冷やしてくれる。
お店に着いたのが12時30分で、13時近くになると、お客さんも増えてきた。
飲食スペースは広いわけではないので、そばを食べ終えてすぐに去ることにした。
さっぱりしてて美味しかったなぁと、そばの感想を頭に浮かべつつ、米原駅に戻った。
その後は、再びJRで地元の駅まで移動して、無事帰省することができた。
2日間にわたる帰省の寄り道は、ここで終わった。
帰省の寄り道 2024夏
無事終了
まとめ
以上が、「帰省の寄り道(2024夏)」のご紹介でした。
寄り道なしで帰ると、10時間以上の列車旅でけっこう疲れるので、帰省するのも億劫に感じてしまうのですが、こういう寄り道を挟むと、それが楽しみで「また次も電車で帰るか」という気になります。
人生も一直線に進むのではなく、途中の「寄り道」が大事なのかもしれません。
なんとなく、そんな風に感じた2024年の夏でした(夏はまだまだここからですが笑)。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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