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青春18きっぷで横浜から秋田へ【青森・秋田ひとり旅 #01】

ひとり旅
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ふと青森のねぶた祭を見たくなって、青春18きっぷで横浜から青森へ行き、1週間くらいの旅に出てきました。

今回は、その旅の第1日目のご紹介。青森に行く前に、まず秋田を目指しました。

道中で、いきなり新幹線に乗ることになったり、福島駅でカヌレを買ったり、追加料金なしで秋田新幹線こまちに乗れることになったり、いろいろ想定外の出来事が多い1日となりました。

以下の感想について知りたい方は、本記事が参考になれば幸いです。

  • 青春18きっぷで横浜(東京)から秋田へ行った
  • 便宜乗車で秋田新幹線こまちに乗った
  • 秋田駅の近くのネットカフェに泊まった
えのきつね
えのきつね

1日目は楽しかったけど、まさか出発早々にトラブルに巻き込まれるとは……

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今回の移動ルート

今回は、青春18きっぷで横浜駅から秋田駅までJRで移動しました。

しかし、途中でいろいろとトラブルがあり、最終的に以下のような経路になりました。

  • 横浜~東京:JR東海道本線(上野東京ライン)
  • 東京~宇都宮:JR新幹線やまびこ
  • 宇都宮~大曲:JR東北本線・奥羽本線
  • 大曲~秋田:秋田新幹線こまち

ちなみに、下のマップのオレンジの線は、乗り継ぎ駅を直線で結んだものです。

えのきつね
えのきつね

今回の移動に使った費用は6,900円でした!

内訳は、青春18きっぷ1回分(2,410円)+JR新幹線やまびこ(4,490円)です。

ひとり旅タイムライン

青森・秋田ひとり旅 第1日目の活動記録です。

交通機関による所要時間や距離はYahoo!路線情報、徒歩による移動時間と距離はGoogleマップで算出しています。

青森・秋田ひとり旅 1日目の日程
  • 9:00頃
    家を出る

    いろいろ身支度をしてから、横浜駅へ移動。
    横浜駅で青春18きっぷを購入。

  • 10:00頃
    横浜駅発

    JR東海道本線(上野東京ライン)・宇都宮行
    横浜→東京(26分 28.8 km)
    Yahoo!路線情報

    宇都宮線で線路火災が発生し、運転を見合わせるとのこと。
    乗った電車が東京駅で折り返すというので、仕方なく東京駅で下車。
    東京から宇都宮まで、新幹線で迂回することに。

  • 11:00頃
    東京駅発

    JR新幹線やまびこ135号・仙台行
    東京→宇都宮(48分 109.5 km)
    Yahoo!路線情報

    東京駅で新幹線のチケットを購入。
    とりあえず宇都宮まで行くことにした。

  • 12:20頃
    宇都宮駅発

    JR宇都宮線、東北本線、奥羽本線
    宇都宮→黒磯→新白川→郡山→福島→米沢→山形→新庄→大曲(9時間38分 410.3 km)
    Yahoo!路線情報

    新幹線から電車に乗り換えて、計画していた経路に戻れた。
    しかし、先日の豪雨の影響で大曲-秋田間が不通とのこと。
    代替輸送として、秋田新幹線こまちに乗れるとのことで、特に追加料金もなく、こまちに乗り換えることができた。

  • 22:30頃
    大曲駅発

    JR新幹線こまち43号・秋田行
    大曲→秋田(30分 51.7 km)
    Yahoo!路線情報

  • 23:00頃
    秋田駅着!

    出発から12時間以上、電車や新幹線に乗って、やっと到着!

    ここからは徒歩で最寄りのネットカフェへ。けっこう歩いた。
    秋田駅→快活CLUB 秋田新国道店(38分 3.0 km)

  • 23:50頃
    快活CLUB 秋田新国道店 着

    とりあえず1日目の宿はここに決定。
    この時間に入店すると、フルフラット席は空いていなかった。最初にマッサージ席に通された1時間後、席を移動することができた。

ひとり旅行記

ひとり旅をする中で、経験したことや思ったことをエッセイ風に書いています。

旅行記の目次はこちら。

出発の朝

出発の朝は忙しい。

なぜなら、僕は家を出る30分前になってようやく、旅の準備を始めるからだ。

前日に準備しておけば朝はゆっくりできるじゃん、と思われるかもしれないけど、PCとかは家を出る直前まで必要だし、歯ブラシとかも普段使っているものを持っていくから、出発直前じゃないと旅立ちの準備ができないのだ。

持っていくものは大体決まっている。これは宣伝になってしまうけど、以前書いた記事のチェックリストを見ながら、今回の旅に必要なものをスーツケースに詰めていく。

ここでいつも悩むのが「本」だ。本は、ひとり旅のお供である。どの本を持っていくかによって、その旅の色が変わってくる。今回はどのような旅にしようか……と考えながら、本棚にある本を眺める。

数分悩んだ結果、次の4冊を持っていくことにした。

本を選ぶのに時間がかかってしまい、慌ててその他の荷物もかばんに詰めていく。もっと前から準備しておけばよかったと後悔しながら、しっかりと戸締りをして家を出る。

朝の9時ごろとはいえ、太陽は容赦なく照りつけてきて、少し歩いただけでも汗がにじんでくる。最寄りの駅まで歩いて行き、その階段にさしかかったところで、あることに気付いた。あ、ベルトつけてくるの忘れた……。

忘れ物に気付いても、今からはもう引き返すことはできない。こうして6日間におよぶ青森・秋田ひとり旅は、心強い4冊のお供と引き換えに、ベルトという日々連れ添った仲間を置いてけぼりにして始まったのであった——。

横浜駅を出発するも……

青春18きっぷを横浜駅で購入

横浜駅に到着してすぐに、指定席券売機で青春18きっぷを買った。5回分で12,050円なので、1回分は2,410円。今日はこれで秋田駅まで行く予定だ。

きっぷを改札の駅員さんに見せると、今日の日付の入ったハンコが押される。「どうぞ」と言われてから、スーツケースを縦向きにして狭い改札を通る。

なんとか間に合ってよかった、と安心して、駅のホームで電車を待っていると、駅のアナウンスが流れてきた。どうやら、今から乗る電車が通る駅で線路火災が発生して、運転を見合わせているとのこと参考ニュース)。まじか……と思いながらも、とりあえず来た電車に乗ることにした。

乗り込んだ電車は、東京駅で折り返すとの放送が流れた。ということは、東京駅からは別の何かに乗り換える必要がある。でも、どう迂回すればよいのかさっぱり分からなかったので、極端にも「電車がないなら、新幹線を使えばいいじゃない」という考えが頭をよぎり、それに従うことにした。

調べてみると、東京から宇都宮まで新幹線に乗るのがよさそうだった。東京駅に着くと、一度改札を出てから、外の券売機で新幹線のチケットを購入する。運行見合わせの影響か、普段からこうなのかは分からないけど、東京駅は多くの人で騒がしかった。

まさか、出発早々に新幹線に乗るとは思っていなかったけど、少しでも体力を温存できるのはありがたい。何せ、これから10時間ほど電車に乗ることになるのだから……。